コラム
無添加住宅とツーバイフォー
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こんにちは!
佐賀県西北部(唐津市、多久市、伊万里市)を中心に
メンテナンスフリーな自然素材の家づくりをしている㈱フレックス唐津 松浦です!
ツーバイフォー工法って聞いたことありますか?
日本古来の在来工法に比べて、耐震性能、断熱性能が優れていると言われており
現在、多くのハウスメーカーで採用されている工法です
実は、無添加住宅ではツーバイフォー工法を取り入れていません
え、地震に強いと聞いたから無添加住宅でぜひやりたいと思ってたのに、、、
そんなお客様に、そのわけをお伝えできればと思います。
そもそも、木造の家を建てる際には大きく分けて
・木造軸組み工法
・ツーバイフォー工法
2通りの工法があります。
この代表的な工法の違いは、どのような構造で家を支えているのかです
軸組み工法
縦方向は柱、横方向は梁で荷重を支える「線」の家作りに対して
ツーバイフォー工法
縦方向は壁、横方向は天井や床で荷重を支える「面」の家作りを行います。
無添加住宅でツーバイフォー工法を採用しない理由は、
ツーバイフォー工法の「面」を構成する壁や天井、床には「構造用面材」が使用されていることにあります。
この「構造用面材」は何層もの木板を化学接着剤で結合することで強度を向上させ、
通常の木材であれば木目によって強度が不均一になってしまうデメリットを改善させています
一見、性能も上がっていいことばかりだと感じる方もいるかもしれません
しかし、みなさんが見逃してしまう一つの懸念点が存在します。
それは、化学接着剤には必ず「寿命」があるということです。
もちろん、国や機関が何度も検証を行い、構造用面材の強度や耐久値が十分であると確認していることは間違いありません
ただし、どんなに強力な接着剤だとしても人工的に作られている以上
熱、水分、紫外線の影響をうけて劣化することは避けられないのです
人工的に作られたものは、時間とともに必ず朽ちていきます。
だからこそ、無添加住宅では自然から生まれた本物の素材を使用する大切にしています。
○○調、○○風とプリントされたものや似せて作ったものではなく、
天然石や無垢材を使うことが何十年たっても劣化することなく住み続けられる家づくり
だと無添加住宅は考えています。
少しでも無添加住宅に興味を持っていただいた方はぜひモデルハウスに遊びにきてください!