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ベランダって必要なの?価値観をアップデートしていないと損してしまう?

注文住宅を検討する際、ベランダ(バルコニー)の有無に悩む方も多いのではないでしょうか。
家族のライフスタイルや住環境に応じて、ベランダ(バルコニー)のある家が適している場合もあれば、逆に不要と感じることもあります。

今回は、注文住宅のベランダ(バルコニー)のあり・なしを判断するポイントを紹介します。

実は最近の家づくりではベランダ(バルコニー)を設置しない方も増えてきているようです。

約1700名が回答したアンケートでベランダが必要派、いらない派を集計したところ
ベランダいる派が35% ベランダいらない派が65%という結果になり過半数がベランダ不要と回答しているのです。

参照 【ベランダはいらない派が約7割?】フォロワー17万人に聞いてみました

ここで、注文住宅におけるベランダ(バルコニー)のあり・なしについて、具体的なメリットとデメリットを紹介します

ベランダ(バルコニー)ありのポイント
1.天気の良い日に簡単に洗濯物を干すことができる

2.建物の外観に立体感を与えるため、デザインのアクセントにもなる

3.建築費用やメンテナンス費用がかかる点は、考慮する必要がある

4.外部からの侵入経路となり得るため、窓や扉の施錠を強化するなどの防犯対策が必要になる

ベランダ(バルコニー)なしのポイント
1.建築費用を抑えられる

2.建物全体の外観がシンプルになり、モダンで洗練された印象を与えることができる

3.防犯面で安心感がある

4.ランドリールームがない場合、洗濯物は居室に干すか、乾燥機を利用することになる

5.室外機置場も限定されるため、外観デザインを損ねない設置の工夫が必要

注文住宅でベランダ(バルコニー)あり・なしを判断するポイント

ベランダ(バルコニー)を設置するかどうかは、住まいの快適さや家族のライフスタイルに影響を与える場合があるため、慎重な判断が必要です。
ここからは、注文住宅でベランダ(バルコニー)あり・なしを判断する4つのポイントを紹介します。

1.用途を考える
まずは、ベランダ(バルコニー)の具体的な用途を考えてみましょう。
例えば、「洗濯物を干すスペースが欲しい」「家族でバーベキューやガーデニングを楽しみたい」などのニーズがある場合、ベランダ(バルコニー)を設置することでその目的を果たせます。
また、ペットを飼っている家庭では、ベランダ(バルコニー)を遊び場として利用するのも良いでしょう。

一方で、「洗濯物は庭で干せる」「アウトドアアクティビティはあまりしない」という場合には、ベランダ(バルコニー)が必須でないこともあります。
その場合、ベランダ(バルコニー)なしの選択をすることで、他の部屋を広く使うことができるかもしれません。

2.費用を比較する
ベランダ(バルコニー)あり・なしで、費用の差がどのくらいあるのかも重要なポイントです。
一般的にベランダ(バルコニー)の設置には、建築費用に加え、防水工事や手すりの設置など追加のコストがかかります。また、定期的なメンテナンス費用も考慮しなければなりません。

一方、ベランダ(バルコニー)なしの場合はこれらの費用がかからないため、全体的な建築費用を抑えることができます。
住宅展示場では、費用の差がどのくらい出るのかを質問してみるのもおすすめです。

3.家事効率を考える
ベランダ(バルコニー)の有無が、日々の家事にどのような影響を与えるかを考えてみることも大切です。
例えば、洗濯物を干す場所が2階のベランダ(バルコニー)にあると、階段を上り下りする手間が増えることになります。
1階に洗濯物を干すスペースがあるほうが家事動線は短縮され、効率的になるかもしれません。

4.外観デザインをイメージする
ベランダ(バルコニー)は、住宅の外観デザインに大きな影響を与えます。
ベランダ(バルコニー)があることで建物に立体感が生まれ、個性的で魅力的な外観を演出できますが、ベランダ(バルコニー)なしの場合は、シンプルで洗練されたデザインを実現しやすくなります。
どちらのデザインが自分の好みや周囲の景観に合うかをイメージしながら、じっくり検討しましょう。

室内干しや乾燥機を使う方が増えてきている中でご自身の理想の生活をイメージして、
ベランダ(バルコニー)が必要なのか良くご検討ください!