炭化コルクのご紹介です!

炭化コルク(たんかこるく)は、

コルク樫の表皮から取れるコルクを800度もの高温で加熱処理し炭化させたものです。
コルクの粒を型にはめ込み、高温の蒸気加熱と圧力を加えて炭化コルクを生産します。


(炭化コルクができるまで 出典 無添加住宅 HP)

その時にコルク自身のヤニで固形化するため接着剤を使用する必要がありません。
こうして化学物質を使わない、まさに天然コルク100%の優れた建築素材が誕生するのです。

炭化コルクの優れた断熱性
1立方センチメートルあたり4000万個の空気を内包した微細な細胞から構成されている炭化コルクは、優れた断熱性能(0.038W/m・k)を持っております。
炭化させる前のコルクは、スペースシャトルのエンジンノズルの断熱材としても使用されていました!

【防音性能】
炭化コルクには優れた防音性と吸音性があります。(1,000~2,000ヘルツの音を吸音)。また、衝撃吸収性により、音の振動を遮ります。これにより、従来の高断熱・高気密住宅の「音が響く」という弱点を解消します。
【調湿性能】
炭化することでコルクの気泡部分が開き、空気中の水分を吸収したり吐き出したりする性質を持つようになります。乾燥した冬、ジメジメした夏、この炭化コルクが湿気をコントロールします。
【防虫性能】
コルク樫の木は、虫から身を守るために忌避成分のあるスベリンという物質があり、虫やダニを寄せつけない住環境を作ります。
【耐腐食性能】
その名の通り炭化したコルクは、通気性、防虫性があり栄養分も無いので長く腐らず、その形状と弾力性を保ち、断熱性能を長期に渡り維持します。

化学の力に頼ることなく、人が快適に暮らせる素材が自然の中にはたくさんあります。

無添加住宅ではそのような素材を探しだし、研究することで
体に良くないものは使わない家作りを行っています!